そしてぶっつけ本番前。 朔斗が肩をポンッと叩き、 「大丈夫か…?」 と聞いてくれた。 「うん、大丈夫。」 とか言いながら内心ドキドキ。 普通にトークなんて出来るかな… と、急に不安になってきた。 「大丈夫。フォローはちゃんとするから。」 と、私の考えてることを悟って抱き締めて言ってくれた。 「よし、行くか!」 「うん!」 朔斗の温もりに安心した私は、スタジオに入った。 そして、収録が始まった。