翌日、家で久しぶりにゆっくりと寝ていると、電話がかかってきた。 「もしもし…」 『葵?今からスタジオに集合な!!』 ―ガチャッ それだけ言われて自分勝手に切られた電話はもちろん朔斗からだった。 私は何があるのかも分からないまま、スタジオに向かった。 ――――――――― ―――――――― ――――――― 「おはようございます。」 そう言って控え室のドアを開けた。