「結局、襲われた奴が戻ってくんのを待って、全員で相手の族潰し行った。 俺、あんとき止められてなかったら 死んでもうてたかもしれんわ〜 相手のやつらナイフとか持ってたしな。」 やっぱりそんなチームもあるんだ……。 「でももうそいつらはおらんから大丈夫やで! 安心しいなぁ!」 あたしは昂太の言葉に、笑顔で答えた。 そしてその総長さんにも感謝の気持ちを持った。 昂太の尊敬する人が、ちゃんと周りが見える人で… よかった。