「ねぇ、担任って誰?」
「あーそれはだな「おい啓司〜藍那ちゃん来たか〜?」
けいちゃんの言葉を遮って部屋に入ってきたのはあっちゃんだった。
「あっちゃんおはよう。」
「お!おはよ〜さん。」
朝だからか、あっちゃんはゆるゆるとした雰囲気を漂わせていた。
「藍那ちゃんは俺のクラスだから。
あのむさ苦しい男共には指一本触れさせないから安心してな。」
あっちゃんはニコニコしながら言った。
「じゃ〜そろそろ行くかな。」
そう言って部屋を出るあっちゃんを追いかけるようにあたしも部屋を出た。
けいちゃんが
「なんかあったらすぐここに来いよ〜!!」
と叫んでいた。



