もう一度、名前を呼んで。【完結】




「聖ね!後から悠唏つれて来るって!」



菜摘さんはいつも満面の笑みだ。



「悠唏くんにはお礼言わないと〜。」

「ん?あいつ何かしたの?」

「藍那を探してきてくれたのよ。」




ママたちはニコニコしながら話している。




あたしは窓際に歩いていき、動き出した人達を見た。