そして着いた場所。




「ここ………」



あの、綺麗な丘だった。





悠唏も知ってたの?



「ここな、落ち着くだろ?」

「うん…。」

「たまに一人で来んだよ。」

「…………。」

「さっきまで、ここにいた。」

「…………。」

「で、藍那にも見せてやろうと思って。」