もう一度、名前を呼んで。【完結】




「えっと…おはよう…昂太…?」

「ん?なんやねん?俺やで!!」




昂太………


「それ、自分でやったの?」

「せやで。」



あたしは昂太を不憫に思うよ…

その髪の毛…



アフロ……?




可哀相に…




「ぎゃははは!おまっ…昂太か?

なんだその頭!!!」



バカ龍毅っ!!

そんなストレートに…




「うっさいわ!龍毅もさっさと着替えんかいっ!」



チリチリの前髪のせいで表情は見えないけど、昂太傷ついたんじゃないかな…



だってホントに酷いもん…





「ねぇ、あたしがなんとかしてあげようか?」




あたしは無意識にそんなことを言った。



あっ…ヤバ。

昂太がこの髪型がイイと思ってたらあたしも傷つけるじゃんか…



後悔したときには時すでに遅し。



昂太は下を向いてフルフルと震えている。




あー、怒っちゃったかな…




「ご…ごめんね…?」