もう一度、名前を呼んで。【完結】




「ったく、あいつら…」


頭をガシガシと掻く悠唏

ふわりと香水の匂いがする。




「よぉ悠唏〜来てやったぞ…って、は?」


ベッドの目の前に来てやっと。



龍毅はあたしが起きてることに気づいたらしい。




「あ、藍那起きてんじゃねぇか。」


凄く嬉しそうに言ってくれた理流。

優しいなぁ〜理流は。



その後ろに立ってる舜くん。

目を合わせてはくれないものの、もじもじと何か言いたげ。



あたしはなんだか可笑しくてふふっと笑った。




「何笑ってんだ!」


龍毅にツッコまれて、また笑う。



なんだか楽しい。



「藍那、いつ起きたんだ?」


理流が龍毅をなだめつつ聞いてきた。



「昨日の夜中。今日、なのかな?」


あたしがそう言えば



「悠唏!お前はなんで俺達に言わねぇんだっ!」



龍毅が今度は悠希にツッコんでた。