もう一度、名前を呼んで。【完結】





寒くもない。

暑くもない。


風なんてないし、あたしが立っているところが固いのか柔らかいのかも分からない。






そんなときふと、声が聞こえた。




“藍那………”





これ、たぶん悠唏の声だ。


でもなんで悠唏?





それからまた何も聞こえなくなった。




かと思ったら。





“アイナ”




…………っ!!!!




「エドっ!!」




今度は、エドの声。