「悠唏が…止まった……」
あたしたちの後ろで、4人が悶絶。
「藍那っ…ごめん……」
「何にあやまってるの…。」
泣きそうな悠唏の声。
顔は見えないけど、声は震えていた。
「守るって…言ったし……っ…」
「今、守ってもらってる。」
「…でもっ……………
藍那っ!?」
悠唏が力一杯抱きしめてくれてたから気づかなかった。
…体に力が入んない。
悠唏がちょっと力を緩めた瞬間、あたしは膝から崩れ落ちた。
そして、意識を失った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…