うーん。 逃げられそう… ではあるんだけど。 手に手錠がかけられてるだけだし。 でもなぁ…体がいうことを聞かない。 頭は重いし、胃がキリキリする。 「…おい。」 どうしたもんかな…… 悠唏たちに迷惑かけてなきゃいいんだけど。 「……っ…おいっ!」 いやでもさすがにバレてるかな? どれくらい経ったんだろう? 「てめぇっ…!!」 「ねぇ、今何時?」 あたしが時間を聞こうと思って顔を動かすと。 「このやろぉ………っ!!」 鬼の形相であたしを見据える男がいた。