もう一度、名前を呼んで。【完結】




「ついたぞ。」



そう言った龍毅があたしを下ろしてくれたのは音楽室。


ここにいっつも溜まってる。




ガラッと龍毅が扉を開けると、中には皆がいた。


「よぉ、藍那。」



1番に声をかけてくれたのは理流。


「藍那ちゃん、おはよう。」



爽やかに言うのは僚。






「うっえ、今日も来たのかよ、女!!!」



そしてこれが、あたしの悩みの種、舜‐シュン‐




舜はかなりの女嫌いらしい。




あたしが部屋にいるみんなに「おはよ」と挨拶しても、舜だけはツーンと無視。


…他の皆は挨拶返してくれるのに。