ピピピピピピピピ






鳴り続いている目覚まし時計を見る。




朝6時。







家にはあたしと、お手伝いさん。






広い家でこの目覚ましの音が聞こえるのはあたしだけだろう。


あたしの周りに人はいないかから。






パチン…



と時計を止めて、再びイスに座った。