もう一度、名前を呼んで。【完結】




「タツキ、お前は黙ってろ。
そんなことは分かってる。」



あたしを見ていた悠唏が立ち上がって言った。


それだけでシン…と静かになる。


そして。




「藍那、話がある。」



そう言ってあたしを抱き上げた。







教室を出て、着いたのは音楽室だった。




「何?」




悠唏に下ろされたあたしは尋ねる。



もうこれ以上体を動かすのはキツイ。




だけど、悠唏の言葉には物凄く驚いた。