もう一度、名前を呼んで。【完結】





あたしを落ち着かせるようなその声の主。




「悠唏…」



あたしは口角を上げて言う。



悠唏を見てもあたしの心が落ち着くことはなかった。




「あ…いな…………っ!!」





あたしから何かが出ているのが自分でも分かる。


それは、殺気。



あたしから殺気が放出される。




それは悠唏でさえもあたしに近づくことをためらうほど。