もう一度、名前を呼んで。【完結】




あたしが言うと、ミチルはマジかよ、というような表情をして

それから少し微笑んだ。




「まあ知ってたらついてこねぇか。」

「なんで?」

「いや、なんでもねぇ。」




そう言うミチルは、少し嬉しそう。





あたしが頭にハテナを浮かべていると、



「俺の名前は理科の理と流れるっていう字でミチルだ。」

「へぇ!カッコイイね!なんか!!」

「そうか?」

「ミチルは何年生なの?」




あたしは思ったことを聞いてみた。




「俺は3年だ。藍那は?」



3年っ!?




「ミチル先輩だ!あたし2年だもんっ!」




ミチルって笑うと雰囲気柔らかくなるからついタメ口きいちゃったよ!

やっぱり敬語にするべきかな??



「先輩とかガラじゃねぇよ。敬語もいらねぇ。

どうせあんま使ってくるやついねぇし。」




男子校ってそういうの関係なかったりするのかな?