もう一度、名前を呼んで。【完結】






「あたし今日からここの生徒なの。」



すっかり落ち着きを取り戻したあたしは、ニコッと笑ってそう答えた。





「………そうか。」



その人は少し考える様な仕草をしてから呟いた。





そのとき、




「ううう………」



呻くような声が聞こえて、さっき気を失った男達が起きかけていた。






「めんどいな。とりあえずどっか行くか。」



その人はそう言うとあたしの腕をつかんで歩きだした。