俺は杏ちゃんの気持ちも考えずに 杏ちゃんを抱いてしまった。 目を覚ますと隣に 杏ちゃんはいなかった。 時刻は夜の8時過ぎだった。 最低な事したな。 あぁやって困った顔すれば 杏ちゃんが断れないの知ってて 俺は自分を押し付けたんだから。 名前を呼ぶ度に杏ちゃんは 俺の手を握り返してくれた… 涙を流しながら俺を受け止めてくれた… やっぱり俺は杏ちゃん以上に 好きになれる子はこの先いないと思う。