「古っ…」 じゃなくて!! もしかしてのもしかして 送ってくれるってやつ!? あたし… 幸せすぎだ… 「…羽崎、 ありがとね」 「なにが?」 私は笑って 「なんでもないー」 と言った。 「家、こっちなんだー 近いね」 「地元だからね」 「うらやましいな」