「なっちゃんと遊園地に来たの?」 「……悪い、お前を尾行してた。」 「何で?」 「心配で…」 「そっか、心配、当たったね。」 また泣きだしそうな柚の髪に触れた。 何とも言えない表情で、顔を上げられる。 「お前は悪くない。」 「……春。」 「俺さ、柚の…力に、なれないかも。」 柚に大切な奴が出来た時、 『力になるよ。』 あの時、そう告げた俺。