「…おう」 いつもの笑顔で笑った。 …私は笑った健斗が好き。 …もし、この恋が実らなくても今までどおり、笑い合えたらいい。 …いいんだ…。 「あ!ほら早く行かないと!お母さんたち待ってるよ!」 「そうだ!行こうっ」 私たちは沈みかけの太陽に追われるようにして、駆けた。 青春を走っている中で 恋が終われるように―…。