雑貨屋を見て回る、絢音は目を輝かせていた。 俺はそんな絢音を目で追っていた。 すると、ピタリと動きが止まった。 「絢音…どうし…」 視線の先には手を繋ぐ、健斗と静音。 …。 絢音はまっすぐと見ていた。 でもつらそうで。 …俺は静音を呼んだ。 静音はスッと寄ってきた。 「…どれ?」 「あーこれ」 俺が手にとったのは、全然可愛くない宇宙人。