「彼の言った通り、とっても気難しい女の子ね。」 話し終わると、間髪を入れずに彼女が言う。 「あなたは自分が大切で自分に甘い。でも、それ以上に慧が大切で慧に甘いのね。」 「自分に甘いですか?私。」 「悪いことじゃないわ。とっても大事なことなの。自分に甘くなきゃ、誰が自分を慰めて、可愛がってあげられるの?自分を一番に考えなきゃダメよ、特に女の子は。それから、あなた慧の言っていた通りとっても綺麗な目をしてる。」 一瞬心臓が高鳴る。 私の目が綺麗? 「碧ちゃんの目はとっても魅力的よ。」