次の日携帯の着信音で起きる

ディスプレイには【ゆい】

「あ・・・ゆい」

慌てて電話に出る。

「もー!遅いよー!」

時間を見たら20分も
過ぎていた。

「ごめん!!今すぐいく!」

「どーしたの?」

「寝てたー」

「珍しいね~」

「ごめんね!」

「いいよ。おはよう!」

「うんおはよう!」

電話を切ると急いで支度をした。

うちは小学校から朝練とかがあった

のでなぜかいつも早く起きてしまう

けど今日は起きれなかった。

昨日眠れなかった・・・

自分でもよくわからなかったけど・・・

そして急いでゆいの家に行った。

ピンポーン♪

「やっときた~!入って!」

インターホンから聞こえるゆいの声

「お邪魔します!」

「あ、今日家誰もいないよ」

「そーなんだ」

そして2人で学校の話や部活の

話をしたり先生の愚痴を語ったりした。

「わたしずっと気になってたんだけど
 そらって好きな人いないの?」

「え?・・好きな人??」

「うん」

「どーなんだろー・・・・」

「なにそれ~」

「うちもよくわかんないや」

「そっかあー」

「ゆいはさ龍のどこが好きなの?」

「カッコいいでしょ!優しいでしょ!
 でも馬鹿でいつも強気で
 うるさいところもあるけど
 気配りできるところとか!」

「そっか~」