「なぁ、春香。
佐々木先生も言ってたけど…。
生きてりゃ、いつかは死ぬんだ。
生き続けるなんて不可能なんだ。
だから…」

「やだよ、やだ。
かる太も哉ちゃんも…春香の傍からいなくならないで!
春香も…
春香も一緒に連れて行ってよ…」

最後の方は声が掠れてしまった春香。

俺だって…
連れて行けるもんなら連れて行きたいさ。