『えっ?こまちちゃん!?
何っ?
…瞬!!オマエ、こまちちゃんに何したっ!』
向かいに座っている二人の驚いた顔。
『やっ…何っ?
オレ?…こ、こまちちゃん?』
瞬くんはオロオロ。
『うっ、うえっ…
アタシっ、えっ…これからは…
大介さ…えっ…やさしくなるっ
今まで…どうもっありがとう』
無条件に、ただただ愛情をくれる
ケイちゃんと大介さん…
あたしにストラップくれた
はじめての友だち、奈緒…
やさしい瞬くん…
こんな、いたらないアタシなのに
みんなそばにきてくれた。
空っぽだったアタシの心が
どんどん温かく満たされて…
あふれた思いが涙になった…

