……まさか、それだけはあってはならない。 そんな事が知れ渡れば大変な事になる。 前代未聞……。 異国の民とファンディールの民の子供。 異国の血が混じることを忌み嫌うこの国では、タブー以外のなにものでもない。 手遅れにならないうちに、今夜にでもシバ様に釘をさして、今回の精霊のお告げの事を話しておかなければ……。 『手遅れにならんといいんじゃがな……。』 ローディットがボソッと呟いた。