自分の体にはアイザに付けられた無数の薄紅色のキスマーク。 でもシバには、自信があった。アイザとは、そういうことはしてないないと。 自分の体だからわかるんだ…… この時シバは、まだ女性と深い関係になったこと、いや、女性と付き合ったことなどなかったのだから。 深い昏睡状態だったのもきっと幸いしていたのだろう。 それよりなにより、この頭痛だ−− 割れるように頭が痛い……