――ガチャ…


私は玄関のドアを開けた時だった。



「真鈴ー!!!」


「わっ!!!!」




ドアを開けた瞬間


尚人が抱きついてきた。




「真鈴、びっくりしすぎ。」


「だって!
びっくりするじゃん!
いきなり…」


「えへへ。
ごめんごめん。」


そう言って笑う尚人は


子供っぽくて可愛い。