今でも君が大好きで(上)




数日後、私と亜弥は担任に呼ばれた

私はなんで呼ばれたか大体想像できていた

でも亜弥は本当に馬鹿だからか櫻のことだなんて気づいていなかったと思う

「何で呼ばれなきゃいけないのよ」

やっぱり気づいていなかった

「櫻のことだと思うよ?」

前もって教えておいてから職員室をノックした