今でも君が大好きで(上)




「眠いの?」

お酒を呑んで暗い空間にいたせいか睡魔に襲われた私に声をかけてきたのは直都

「ちょっとね」

私がそう答えると気づいたときには直都の膝の上に居て後ろから抱き締められた

「寝てもいいよ」

直都が居るおかげで安心して眠りそうになったけど次の瞬間一気に眠気が覚めた