「肉食なのかピュアなのか、はっきりしろよな。」 「うっうるさいっ! 今のは不意打ちなのよ!」 「……………。」 ツンデレ? 面白くなってきて、如月の唇に指を押し付けた。 「じゃーもう一回昨日と同じ事してみろよ。」 更に顔を赤くする如月に思わず吹き出した。 「っはは! おもしれぇ! 大人しくそーしてろよ。 そっちのが可愛気あるぞ。」 フッと笑って彼女を置いていった。 なるほどな、わざと明るく強気なキャラでいるわけだ。 照れ屋な自分を隠す為に。