帰り際になっても左手の熱は残ったままだ
寒いなぁ・・と思いながら
修理中の紙の張ってあるエレベーターを通り過ぎ、
マンションの階段を下りる
「ねぇ、佐野君」
左手首をつかまれ
その声に振り向くと唇が触れ合った
「せ・・・んせい?」
寒いなぁ・・と思いながら
修理中の紙の張ってあるエレベーターを通り過ぎ、
マンションの階段を下りる
「ねぇ、佐野君」
左手首をつかまれ
その声に振り向くと唇が触れ合った
「せ・・・んせい?」
