美月「会ったことあるに決まってんぢゃん。」

太陽「ぢゃあ、わりぃ。覚えてねぇわ。んぢゃ。」

ドアを閉めようとしたけど、手でとめた。

美月「待ってってば!!!」

太陽「んだよ。」

美月「前にも。家、来たでしょ??私。」

太陽「知らねぇ。」

美月「来たの。それに、学校でもいっぱい話したでしょ??」

太陽「知らねぇ。」

美月「俺の事太陽って呼んで??って言ったでしょ??」

太陽「わりぃけど。帰ってくんねぇ??」

美月「な・・・んで??裕輔の事、謝りたかったのに。」

太陽「お前さ。如月のなんな訳??」

美月「・・・友達。」

太陽「あっそ。どうでもいいんだけどさ。俺。如月を殺したのに、何を謝るんだよ。」

美月「殺したのが、渡辺くんぢゃないって分かったから。」

太陽「や。俺だから。」

美月「違う。」

太陽「俺だって。」

美月「違うってば。」

太陽「俺だって言ってんだろ!!!」

美月「・・・。」

太陽「はぁ・・・。もう、帰って。マヂで。意味不だし。」

美月「成宮。」

太陽「は??」

美月「成宮くんに、聞いたから。」

太陽「は??んな訳ない。」

美月「聞いたから。渡辺くんぢゃないって。」

太陽「・・・。」

美月「だから、謝りたかった。」

太陽「俺に謝って、何か変わんの??」

美月「え??」

太陽「何にも、変わんないでしょ??」

美月「・・・そうだけど・・・。」

太陽「だから。謝っても無駄。」

「んぢゃあ。」と、言って、ドアを閉めた。