一数分後、 やっとのことで あたしたちの唇は 離れた。 「はぁ…はぁ。…な、 なにすんのよ!」 「うっさい。黙れ」 あたしが息を整え 口を開いた瞬間、 また東宮に塞がれる。 温かいものが 重なる。 「んン・・・!?ふぁ…あ」 すると、開かれた口に なにかが侵入した。 ・・・え!? もしかして… 東宮の舌!?!?!?!? 「ふぁ…や…だぁ。 く・・・るし…。ンっ」 一ゆっくりと 東宮の唇が離れた。