「あ、待ってくれよ」慌てて追いかける。が、雪に足を取られて転んでしまった。 「あはは、何やってるの、置いてくよ! そうだ、体温めにお酒でも飲みに行こうか! アンシャンテに行って、いっぱいお酒飲みたいな。競争に負けた方が、相手に奢るって事で」 理那は簡単に梯子を降りていく。 「よし、いいよ」俺はすぐに立ち上がって、彼女に負けじと走り出した。