「いい加減にして!悪魔と結婚するですって?!ふざけるのも大概にしなさい!!どうしてもと言うなら親子の縁を切るわ!」


お母様……


「…ごめんなさい」


シルヴィアは静かに家を出た。


家を出たとたんに緊張の糸が切れて、涙が流れる。


「……ウッ……ヒック……お母様……ごめッなさいッ……」