散歩していたのは良いがさすがに一時間も歩けば疲れる。 アディナは大きな木の下に座り、木に身体を預けた。 「綺麗な月………」 思ったことがそのまま口に出る。 今日は満月。 綺麗な月が光り、輝き、自分の存在を主張していた。 「本当に綺麗だね……」 聞こえるはずなどない… 男の声が聞こえる。 とても とても優しい声が……