「飼い主…私、ペットか何かじゃないんですけど。」 少しむっとしてしまう。 「そうですね。」 さらり、と流される。 「…私、ペットじゃな「貴女は私のひなたです。それでは駄目、ですか?」」 な、ななな… 何を言ってるのこの人… 初めて言われた台詞に、顔が熱くなるのを感じた。 「可愛い反応をしてくれますね、ひなた。ですが…」 すっ、と近づき、私の耳元で囁く。 「その反応、私以外の者の前で決してしてはいけませんよ?」