2年前、あたしはこの屋上で先輩に出会った。 一目見た瞬間、心を奪われ、恋をした。 それからは先輩なしの生活なんて考えられなくて、そしてあたしの周りも変わっていった。 先輩に恋したあたしは、まるで恋の病気にかかったようだった。 いろんな事があったけど、それもあたしの人生の一部なんだ。 「天歌!! 急げっ!!」 「ちょっと待ってよ〜!!」 ――恋の物語は、まだ続く。