だからかもしれないけど、姫ちゃんは繁華街で遊ぶようになった。 まるであたしに見せつけるかのように……。 他にもいろいろあるんだけど、勉強の事とか……。 姫ちゃんからしたら、あたしが気にくわないんだろうけど。 まぁ…うん。 姫ちゃんがあたしに勝ってるのは歌かな。 あたし、オンチだもん……。 姫ちゃんには「オンチ、オンチ」って言われ続けてるけど……。 ――別にいいんだけどさ。 もう言われなれちゃったし、それぐらいで姫ちゃんの憂さ晴らしができるんならさ。 あたしの心は傷ついちゃうけど……。