『てんかね、パパやママみたいになりたいの』 『俺達みたいに?』 『うん!!だってね、てんかは“しあわせ”だもん!!』 『天歌……』 ――そう、あたしは幸せだった。 回りとは違った境遇、 授業参観には両親は来てくれない、 育て親はお祖母ちゃん。 忙しいパパやママだったけど、それでもあたしは笑っていた。 『聞いて、天歌』 『ん?』 『俺と約束してほしい事があるんだ』 『やくそく? なぁに?』 『天歌は必ず夢を叶える事』 『う、うん……』 『自分の夢には貪欲になる事、』 『どんよく?』