私、思わず宇宙(そら)を見上げる。 ねぇ、パラレルワールドの“隆也君”。 今、あなたは“私じゃない彗”と、どんな会話をしているかしら? それは、分からないけど……。 でも、私には見える。 何処に存在しているのか分からない『もう1つの青い惑星』に、『山科 隆也』と『日下部 彗』が居て、幸せに暮らしている姿が……。 「彗?」 隆也君が振り向いて、私を呼ぶ。