BLUE-PLANET

こんな部屋、私の理想だったんだよ?

本当に、理想だった。

なのに……。



「って事は……彗、じゃないのか?」

隆也君に声を掛けられ、ハッとした。




「こんなに、姿形が、そっくりなのに?」


「私の名前は、日下部彗。隣に住んでいる隆也君とは、2学年違う幼なじみで」


「分かった、分かったよ。確かに違うんだ、雰囲気が俺の知っている彗と……。でも、何故こんな事に?」


「分からないよ。でも、多分、こっちの彗と……入れ替わってしまったんだと思うの」


「入れ替わり……」




隆也君はそう呟いたきり、黙り込んでしまった。