千晶は振るえ涙があふれ出る。 「石川は千晶が殺したも同然。黒板の言葉は千晶への選択肢。」 光が鋭い目で千晶を見る。 「千晶は参加者なんだよ。」 そう言って光も座り、千晶の頭をなでる。 触れられビクッとする千晶はさっきにも増して震えだす。 そして光はにっこりと微笑む。 「ゲームオーバーになんてさせないから。」