その文字を見て、また千晶は泣いた。 光と出会た次の日に机に入っていたあの手紙。 ちぎって千晶が流したはずなのに一枚のはしくれだけが残っていたのだ。 「本当に信じて良いのかなぁ・・・?」 千晶は、そのまま目をとじた。