「光。お前、なんでココに戻ってきたんだ!!」 教室の壁に光を押し付け、翔は光の両腕をがしっと強い力で掴む。 「何でって、翔ならわかるでしょう?私がココにいる理由。」 光がそう言うと、翔は力が抜けたようにだらんと手をおろした。 「・・・。俺は、あいつが――――!!!」 ガタッ・・・ 翔が何かを言いかけた時、物音がした。 2人がその物音がしたほうを向くと、そこには千晶の姿があった。 「あっ・・・・。」 千晶はビックリしたような顔をして2人を見た。