光が屋上に上がるとそこには藍香の姿があった。 「藍香・・・。」 光がそう問いかけても、藍香に返事はない。 「私さぁ・・・。」 何か言おうとして藍香は口をとじた。 「・・・・。」 光はおもむろに藍香の頭を撫でた。