「私にはやっぱり・・・。」 部屋の机の前で私は溜息をついていた。 誰も救えない・・・ 何もできない。 「お姉ちゃん。」 そうポツリと呟きお姉ちゃんの携帯に電話をかけようとした。 自分じゃなにもできないから。