学校破壊




「私にはやっぱり・・・。」


部屋の机の前で私は溜息をついていた。




誰も救えない・・・



何もできない。



「お姉ちゃん。」


そうポツリと呟きお姉ちゃんの携帯に電話をかけようとした。



自分じゃなにもできないから。