「授業の移動中に、千晶の顔色が悪くなったんです。」 そう、藍香が保健の先生に言った。 「そうね・・・顔色が悪いわね坂口さん、ベッドに横になりなさい。」 「・・・はい。」 保健の先生は、かすれた声の千晶をベッドに連れて行った。 そして、千晶をベッドに寝かし、そのベッドの周りにあるカーテンを閉めた。 「じゃあ先生、私達は教室に戻ります。千晶!!はやく元気になってねっ。」 「ノート写しといてあげるからねー。」 そう言って、光と藍香、他の生徒三人は保健室を出て行った